前回の記事で『傾聴』についてお話しました。
“『話をしに来るだけのお客様』の話に耳を傾けてあげましょう” という内容でしたね。
今回の記事では『ヘッドマッサージ中の傾聴』におけるリスクについてお伝えします。
そのリスクとは、お客様の『頭痛の誘発・悪化』です。
頭部の筋肉や頭皮は、顔の筋肉(表情筋)と繋がっています。
したがって、口を動かすなどの動作や、“笑う”などの感情表現は、頭部(頭皮)にも伝わるため、頭部を硬くする原因になります。
硬く柔軟性を失った筋肉は、外部からの刺激を逃がす作用が働きにくくなるため、結果として頭痛に繋がる可能性があるのです。
これは強い圧のボディケアを受けた時などにおこる『揉み返し』とよく似ています。
実際、私もヘッドマッサージの資格試験を控えた受講生の練習相手になる時や、資格講座中など、受講生と会話をしながら施術を受けるため、その日の夜は軽い頭痛になることがあります。
『話をしに来るだけのお客様(=話を楽しみにしているお客様)』に対して
「施術中は静かにしてください」とは言いにくいので、セラピストはヘッドマッサージを行う際、これらのリスクをお客様にお伝えする習慣をつけるといいでしょう。
ヘッドセラピストとお客様、どちらにとっても有意義な施術時間を過ごすために、必ず覚えておいてください。
作成日:2025/11/24
※本記事は一般的な健康情報であり、診断や治療は医療専門家へご相談ください。
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ヘッドライフ福岡代表
森脇ゆう
傾聴は大切な接客姿勢ですが、「話す=頭部を動かす」という仕組みは、多くのお客様が知らないままです。
やさしくリスクを共有することは、決して失礼ではなく“思いやりの一つ”。
施術前に一言添えるだけで、お客様の安心感や信頼にもつながります。安全で心地よい時間を守るために、ぜひ習慣化してみてください。